>>安穏とした日々に埋れていた生温い記憶
「ねー。」
「……」
「…ねーってば。」
「……」
「こら、少しは反応しなさい。」
「痛い。」
「よし、反応したね。」
「半ば本気で後頭部を殴られたらどんな奴でも反応する。馬鹿が。」
「失礼だなぁ…俺此れでもお前より優秀なのに。」
「だから気に食わないんだ。」
「あ、そ。…まぁいいけど。俺は気に入ってるもんね。」
「ますますタチが悪い。というか、何故お前は此処に居る。」
「もー殺してきたもん。」
「もんとか言うな、気色悪い。大体お前、血の匂いが濃すぎる。ばれるぞ。」
「別に此処だしいいんじゃないの?」
「…まぁいい。お前に常識を話したところで通じないのは奴から既に聞いている。」
「…ねぇ、それすごいなんか傷ついたよ?俺いまちょっと傷心しちゃったよ!?」
「あぁもう五月蝿いから…飯を食いたいならば少し静かにしろ。俺が騒がしいと判断したならばさっさと食堂から放り出すからな。」
「…あれ?今の暗に一緒に遅いランチにお供していいってこと!?え、本当!?しょーちゃんと一緒ー!?」
「しょーちゃんじゃない、翔弥だ!!誰がしょーちゃんか!!」
「じゃー俺はひーちゃんでいいからね!」
「お前なんぞ馬鹿で十分だ。」
「酷いよしょーちゃん。」
「………そんなに殺されたいかお前は…!!!」
(オリジナル)
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